高齢者の看護といっても施設に入居していなくても同居している人が脱水状態にならないように様子を見る必要があります。60歳を過ぎるとあまり喉の渇きを感じることがなくなり、隠れ脱水の人が増えてきています。

自分で脱水状態に気付かない高齢者は突然に症状を起こして動くこともできずに、経口補水液などで看護を必要にすることになってしまいます。年を取るとトイレが近くなることを理由に水分をあまり摂らなくなりますので同居している人がいる場合には、時間を決めて水分を少しずつでも飲んでもらうように看護する必要があります。

60歳の老人のイラスト 60歳を過ぎると今まで生活してきた経験で脱水を軽く考える傾向がありますので、周りにいる人が高齢者の自覚していない水分不足を補って看護することが最も効果があります。水分補給といっても水ばかりでは飽きてしまいますので、好きなお菓子を食べながらお茶を飲んでもらうことでも水分補給はできます。

高齢者が脱水症状を起こすと他の病気を併発することもありますので看護する人は注意が必要です。年を取るほど自分の体の変調に気がつきにくくなってきます。若い頃の感覚でいると知らないうちに症状が重症化していることがありますので十分な注意が必要です。

同じ脱水状態になっても高齢者になるほど回復が遅くなり、気がつくのが遅くなるほど症状も重症化しやすくなります。そのため高齢者は周りで定期的に水分補給をするように気を配る必要があります。

年を取るほど体の感覚が鈍くなってくるので体の水分が失われてきても自覚していないので脱水になりやすいのです。寝たきりの高齢者になると健常者と比べて感覚がさらに麻痺してきていますので、時間を決めて少しずつ水分補給をすることが安心につながります。

脱水は夏などの暑い時期になるだけでなく冬でも暖房をすることで同じ状況になりますので、季節に関係なくこまめな水分補給をする必要があります。

特に外仕事をしていると夏だけでなく冬でも乾燥して水分が失われて脱水になりやすいので気を付けなければなりません。

高齢者の脱水を防いだり看護するどうすればいいのか

人の体の6割以上は水分で構成されています。最も分かりやすいのは体中を循環している血液です。脱水などで血液中の水分が失われてくると流れが悪くなって血管も細くなって傷つきやすくなってしまいます。

血管が傷つくと動脈硬化を起こしやすくなって高血圧や脳梗塞などの病気を発症しやすくなってしまいます。高齢者ほど自分の体の異常に気が付きにくいものです。そして水分を摂っても高齢者ほど回復する時間がかかってしまいます。

高齢者の脱水を予防するためには時間を決めてこまめにいろいろな形で水分補給をすることが必要です。年を取るほどトイレに行く間隔が短くなってしまうのは仕方がないことで、無理して水分を控えることは自分で病気になるリスクを高めてしまうことになります。

高齢者ということで開き直るような気持ちで回りをあまり気にしないように心がけてください。年を取るほど怖いものは無くなってきますので気楽に水分を摂るようにして脱水にならないように気を付けてください。

あまり頑張りすぎないようにすることも必要です。若い人にできることは任せて自分は負担の少ないことをして水分補給をこまめに摂ることで病気になるリスクも減らすことができます。高齢者は脱水にならないように気を付けるだけで健康には十分な効果があります。

健康は自己管理が大切ですから体に必要な水分量だけは十分に確保しておきたいものです。水分補給タイムを作って一日のリズムの中に積極的に取り入れるようにしてください。自分の体を知っているのは自分しかいませんので基本となる水分を一定に保つことで血液の流れも良くなって血管にかかる負担も少なくなります。

高齢者の自己管理は難しいこともあるので周りにいる人が気を付けて見守ってあげるのも予防につながります。